調査の流れ

事前調査とは

過去に使用されたアスベストの大半は建材として建築物に使用されており、将来にわたって、既存建築物に使用されているアスベストの劣化等による飛散や建築物の解体・改修等の工事におけるアスベストばく露が懸念されています。
このため、2005年に石綿障害予防規則(平成17年厚生労働省令第21号、以下「石綿則」)を制定し、建築物の解体等の作業におけるアスベストばく露防止対策等について規定しています。さらに、大気汚染防止法でも、アスベストを含む吹付け材または保温材等があるかないかの調査を工事の受注者が行い、工事の届け出を発注者(通常は建物の所有者)が行うことになっています。

「石綿等の使用の有無を目視、設計図書等、分析により調査し、その結果を記録」することが「事前調査」であり、石綿則第3条に規定されています。

一次調査(書面調査)

建築物石綿含有建材調査者

「事前調査」は「石綿に関し一定の知見を有し、的確な判断ができる者」が実施することとなっており、これは国土交通省の「建築物石綿含有建材調査者講習登録規程」に基づく「建築物石綿含有建材調査者」等を指します。

アスベスト分析調査の様子

JIS A1481-1:偏光顕微鏡による定性分析

ニコン製LV100-UDM-POL/DS

ニコン製LV100-UDM-POL/DS

ポラライザ振動方向に平行:黄色/垂直:紫色→トレモライト

ポラライザ振動方向に平行:黄色/垂直:紫色→トレモライト

ポラライザ振動方向に平行:黄色/垂直:黄金色→アクチノライト

ポラライザ振動方向に平行:黄色/垂直:黄金色→アクチノライト

JIS A1481-1:SEM/EDX法による定性分析

日本電子製 JSM-6010LA型

日本電子製 JSM-6010LA型

仕上塗材中クリソタイル

ポラライザ振動方向に平行:黄色/垂直:紫色→トレモライト

JIS A1481-2による定性分析

X線回折法

日リガク製RINT2000

リガク製RINT2000

位相差分散顕微鏡法

ニコン製ECLIPSE 80iTP-DPSH

ニコン製ECLIPSE 80iTP-DPSH

クリソタイルの位相差分散像例(1.550)

クリソタイルの位相差分散像例(1.550)

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