2016年11月16日に東京都環境計量協議会主催の第28回環境測定技術事例発表会において、弊社技術スタッフが技術発表を行いました。
タイトル「加熱脱着GC/MS/MSシステムによる有臭化合物の測定事例」として、異臭の原因調査において機器分析では検出が難しいと言われるカビ臭について、弊社で新たに導入したトリプル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS/MS)を用い、従来装置(GC/MS)と比べ高感度となる測定を検討しました事例について発表しました。
図1 加熱脱着GC/MS/MSにおける【Scan測定】モードによる
室内空気中成分の一斉分析
図2 加熱脱着GC/MS/MSにおける各種測定モードによる検出感度の比較検討
【MRM測定】モードによるカビ臭の超高感度測定
弊社の加熱脱着GC/MS/MSにおける複数の測定モードを併用することにより、より精度の高い異臭原因調査が可能でした。
臭気調査をご検討中の場合は、弊社技術スタッフに是非ご相談ください。