非鉄合金各種の化学成分分析は弊社にお任せください②

 弊社では、非鉄合金各種の化学成分分析を実施しています。純金属に他の元素を加えて作られる合金は、その組成や製造方法により、機械的強度、耐熱性、耐食性などの性質が向上することから、様々な用途に利用されています。そのため、信頼される合金製品の証明には、化学成分分析による品質確認が大変重要となります。ここでは、弊社が過去に取り組んだ合金の化学成分分析の事例についてシリーズでご紹介しております。
 
 
【分析事例】アルミニウム合金の材質確認
 アルミニウム合金は、アルミニウムに鉄や銅など他の元素を添加することにより、強度や耐食性・溶接性を向上させた材料です。特定の元素が含まれていることの確認はもちろんのこと、特定の元素が含まれていないことの確認も必要になります。
 元素の正確な含有量を把握するためには、銅合金と同様にJIS法による化学成分分析が有効となります。
 軽くて強いジュラルミンのうち、「超ジュラルミン」と称される製品の分析例を以下に示します。超ジュラルミンは普通鋼(SS400)同等程度の硬度を有する材料で、航空機や車両などに使用されています。

 

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