材料評価事業部

部署紹介

  当部署では、有機分野・無機分野にとらわれない総合的な調査・分析・試験を行っています。金属材料(鉄鋼・非鉄)製品の規格分析をはじめ、鉱物、セラミックス、ガラス製品などの構成元素の定量分析、有機・無機材料中の不純物元素 微量分析のほか、X線回折法(XRD)による化合物の同定(定性分析)や示差熱-熱重量同時測定装置(TG/DTA)による材料の融点、分解温度等の測定、さらに異物の起源調査、金属・樹脂破断調査、金属製品の腐食原因調査、物性試験(引張、硬さ、衝撃)、表面粗さ測定、X線透過試験など多岐にわたります。
綿密な打合せの下、お客様の試験・調査目的に合わせご要望に沿った適切なソリューションプランを提案させて頂いております。お客様の「困った」を高い技術力により解決致しますので、お気軽にご相談ください。

お客様へのメッセージ(入社35年目:技術スタッフ)

 化学分析の中でも私たちが担当している湿式分析は、技術者の技量が求められる分野です。高度な分析装置の開発により、精度のよいデータが得られる昨今ですが、湿式分析の分野では、正しい分析データ(真値)を得るために、サンプルの溶解や滴定などの実験上の操作は勿論のこと、得られたデータを適正に評価することが要求されます。私たちが提供するデータで、お客様がご安心していただけますよう、若手もベテラン問わず日々技術の向上に努めています。

お客様へのメッセージ(入社11年目:技術スタッフ)

 私は、主に金属材料系のトラブルシュートに携わっています。自動車や船舶、航空機には多くの金属製品が使用されていますが、こうした製品に破断や変形が生じた場合、人命に関わる重大事故に繋がる可能性があります。その原因を特定しない限り、再発するリスクは常につきまといます。トラブルは小さくとも、これによっていつか発生する大事故を未然に防ぐ事が重要です。金属製品のトラブルについては是非ご相談下さい。

お客様へのメッセージ(入社10年目:販売促進スタッフ)

 主に製品不具合等の営業を担当しております。例えば、金属製品が割れた際に破断面観察を行う場合があります。破断面には、割れが生じた力の履歴が微細な凸凹として残っており、このパターンを知る事によって、実際に割れが生じた際の力の加わり方が明確となります。そのため製品の品質向上に、こうした破断面観察をご利用頂いています。製品不具合等が発生した場合には、「あなたの会社の研究室」をモットーにして親身に対応させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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