放射能測定

食品や環境試料、製品等中の放射性核種の濃度測定を実施します。
食品による内部被ばくを防ぐため、厚生労働省では食品に含まれる放射性物質について規制を行ってきました。2012年4月1日からは年間線量の上限を1mSvに引き下げた基準値が適用されています(表)。放射能濃度がこの基準値を上回る食品は食品衛生法により流通させることができません。弊社では、こうした食品の放射能分析が可能です。

放射性セシウムの規格基準値
飲料水、飲用茶 10 Bq/kg
牛乳 50 Bq/kg
乳児用食品 50 Bq/kg
一般食品 100 Bq/kg

測定に当たり、固形試料はミキサー、ミルサー、カッターなどを用いてできるだけ細かくし、全体を均一に混和して均質化します。その後、測定容器に充填し、測定を行います。

(右)マリネリ容器と(左)U-8容器

(右)マリネリ容器と(左)U-8容器

測定

測定はガンマ線を検出するゲルマニウム半導体検出器で実施します。

測定試料室

また、食品以外にもプール水、土壌、廃棄物、汚泥、焼却灰、コンクリートなどについても同様に放射性セシウムのほか、種々の放射性核種の分析が可能です。試料によって様々な暫定許容値や濃度限度、目安濃度などが設定されています(下表参照)。

種類 放射性セシウム濃度
肥料・土壌改良資材・倍土 400 Bq/kg
飼料 牛・馬用 100 Bq/kg
飼料 豚用 80 Bq/kg
飼料 家きん用 160 Bq/kg
飼料 養殖魚用 40 Bq/kg
きのこ原木・ほだ木 50 Bq/kg(乾重量)
菌床用培地・菌床 200 Bq/kg(乾重量)
調理加熱用薪 40 Bq/kg
種類 放射性セシウム濃度
水浴場 10 Bq/L
災害廃棄物の埋立処分
(処理基準)
8000 Bq/kg(埋立)
10万 Bq/kg(一時保管)
排ガス
粉じん
Cs134 20 Bq/m3
Cs137 30 Bq/m3
排水
公共水域水
Cs134 60 Bq/L
Cs137 90 Bq/L
クリアランスレベル
(再利用基準)
100 Bq/kg

試験所認定を取得しています

ゲルマニウム半導体検出器を用いた放射能核種測定について、試験所認定を取得し、お客様に安心して戴ける信頼性のあるデータを提供しています。

試験対象項目:Cs-134,Cs-137

試験対象品目:飲料水、飲用茶、牛乳、乳児用食品、一般食品、荒茶、製茶

試験方法  :食品中の放射性セシウム検査法(厚生労働省)

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