加熱脱着-ガスクロマトグラフ質量分析装置(ATD-GC-MS)

日本電子製 JMS-Q1500GC
MARKES International製 UNITY2


加熱脱着-ガスクロマトグラフ質量分析装置(ATD-GC-MS)は、ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC-MS)への試料導入方法のオプションとして加熱脱着導入装置を装備したGC-MSです。
空気やガス試料中の揮発性有機化合物(VOCs)を、吸着管(ソルベントチューブ)に取り込み、吸着管中の吸着剤(Tenax、活性炭、活性アルミナなど)を用いて、目的成分をトラップします。
捕集した吸着管を高温(通常200〜300℃程度)で加熱し、成分を揮発させ、発生した揮発性成分をGC/MSに導入し、得られたガスクロマトグラムを解析することで、空気やガス試料中の揮発性物質の定性分析、定量分析に活用できる分析装置です。
 

各種分析事例

  • 製品発生ガス中における揮発性有機化合物の定性/定量分析
  • 大気,室内空気中における揮発性有機化合物の定性/定量分析

こうした調査に適用されます

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