新築やリフォームした住居に入居した人の、目がチカチカする、喉が痛い、めまいや吐き気がする、などの「シックハウス症候群」が問題となっています。その原因の一部は、建材や家具、日用品などから発散するホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの揮発性有機化合物と考えられています。「シックハウス症候群」についてはまだ解明されていない部分もありますが、化学物質の高い濃度空間に長時間生活していると健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。
昨今、室内空気中化学物質汚染による健康影響、シックハウス症候群がマスコミの話題にのぼり、住宅購入代金の返還訴訟にまで至った報道等により、消費者の関心が高まっています。
弊社ではクラス最高感度の技術と分析装置により、シックハウス、シックスクール、シックビルディングの原因物質や、新築・改装後の室内空気中物質の測定を実施致します。また、その他の建材や施工材、家具などから発生する揮発性有機化合物の放散量試験にも対応します。
新築やリフォームした住居に入居した人の、目がチカチカする、喉が痛い、めまいや吐き気がするなどを総称して「シックハウス症候群」といっています。
その原因の一部は、建材や家具、日用品などから発散するホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの揮発性有機化合物と考えられています。
「シックハウス症候群」についてはまだ解明されていない部分もありますが、化学物質の高い濃度空間に長期間生活していると健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。特に幼い乳幼児は、有害物質の影響を受けやすいといわれています。
WHO(世界保健機関)ではシックハウスの症状としてつぎのように挙げています。
このような症状が1つ、または2以上あらわれる病気をシックハウス(シックビル)症候群といっています。代表的な症状は目や鼻や喉の不調です。これは、空気中に放散された有害物質がヒトの粘膜を刺激する性質を持っています。
シックハウス症候群の原因は多岐にわたり、症状もさまざまです。2003年7月に、建築基準法が改正されましたが、建築基準法さえ守ればシックハウス対策は十分というわけではありません。各住宅メーカーは対策をたてていますが、家具や防虫剤、化粧品、電化製品なども化学物質の発生源となる場合もあり、解決には至っていないケースもあります。