弊社では、日本電機工業会規格(JEM1467)に基づいた家庭用空気清浄機の性能評価試験を実施しております。当該規格では、家庭用空気清浄機の集じん性能や脱臭性能の評価試験の方法について規定されております。
集じん性能の試験では、空気清浄機を設置した一定空間(20〜32m3)にたばこを拡散させ、たばこに由来する粉じんの量をデジタル粉じん計を用いて一定時間連続測定します。その粉じんの減少量から空気清浄機の粉じん能力を計算し、適用床面積(規定の粉じん量の汚れを30分で清浄できる部屋の広さ)を算出します。
脱臭性能の試験では、空気清浄機を設置した一定空間(1m3)にたばこを拡散させ、たばこの副流煙に含まれるアンモニア、アセトアルデヒド、酢酸の化学成分を検知管法で一定時間毎に測定します。その減衰から除去率を算出し、脱臭性能を評価します。
自社で開発あるいは購入された家庭用空気清浄機の性能評価については、弊社までお気軽に御相談下さい。
脱臭性能試験結果のグラフ例